公益社団法人 全国老人保健施設協会 法令・Q&A検索システム  全老健介護保険制度情報サービス

[表示中の法令・QA等]
ケアプランデータ連携標準仕様

ケアプランデータ連携標準仕様

発出日:令和5年10月6日
更新日:令和5年10月6日
サービス種別 00 新規(未分類)
項目 ケアプランデータ連携標準仕様
質問 ケアプランデータ連携標準仕様(以下「標準仕様」という。)の活用によるデータ連携のメリットは何か。
回答
介護サービスの利用にあたっては、サービス提供時は、居宅介護支援事業所から居宅サービス事業所に居宅サービス計画書(1・2・3表など)、サービス利用票(兼居宅サービス計画)(第6表)【予定】、サービス利用票別表(第7表)を共有し、介護報酬請求時は、居宅サービス事業所から居宅介護支援事業所にサービス利用票(兼居宅サービス計画)(第6表)【実績】を共有する。
その共有方法の多くは紙によるものであり、転記や手作業が発生する等、双方にとって負担になっている現状がある。また、同一ベンダーの介護ソフトを使用している場合はデータ連携が可能なケースもあるが、異なるベンダーの介護ソフトを使用している事業所同士はデータ連携が行えないという課題があった。
標準仕様に対応した介護ソフトから出力されるCSVファイルは、通知で示した形式に標準化されるため、異なるベンダーの介護ソフトを使用している事業所間であっても、国民健康保険中央会に構築・運用中の「ケアプランデータ連携システム」を利用する等により、円滑にデータ連携ができるようになる。
具体的には、以下のような効果が期待できる。
①居宅介護支援事業所から送付される居宅サービス計画等の情報を含むファイルを居宅サービス事業所の介護ソフトに取り込むことにより、転記不要となることで、取り込んだ介護ソフトでデータの再利用が可能となり、データ入力作業およびデータ確認作業の省力化が図れる。
②居宅サービス事業所から送付されるサービス利用表(兼居宅サービス計画)(第6表)【実績】のファイルを、居宅介護支援事業所に取り込むことにより、転記不要となることで、実績データ登録作業の省力化が図れると共に、取り込んだ介護ソフトで計画データと実績データの差異をシステムでの自動確認や、実績間違いによる請求返戻作業の削減に寄与できる。
 
(参考)ケアプランデータ連携システムヘルプデスクサポートサイト
厚生労働省資料 介護現場における生産性向上について
~ケアプランデータ連携システム導入のねらいと期待される効果~
QA発出時期、文書番号等 2023.10.6
介護保険最新情報Vol.1177
事務連絡
「ケアプランデータ連携標準仕様 Q&A(2023年10月版)」の送付について
番号 1
 
ページトップへ